B2制覇目指す信州は白星スタート 勝っておごらず“日々成長”

B2東地区を制した信州ブレイブウォリアーズは、2026年5月2日のプレーオフ(PO)準々決勝GAME1で福井ブローウィンズ(ワイルドカード1位)に96-82で勝利した。先に2勝したチームが準決勝に進む初戦を白星で飾る最高のスタート。2018-19年シーズン以来となるホームでのPOを初めてホワイトリングで迎え、3,000人超の信州ブースターと喜びを分かち合った。
文:芋川 史貴
KINGDOM パートナー
流れ決めた立ち上がり
攻守で躍動して主導権握る
B2制覇を目指す最後の旅が始まった。
POは2戦先勝方式のトーナメント戦。同じ相手に2敗した時点でシーズンが終わる短期決戦で、長丁場のレギュラーシーズン(RS)とは1勝の価値や1ポゼッション(攻撃ターン)の重みが全く違う。

「GAME1を取ったチームにアドバンテージがあるので(初戦は)非常に重要。プレーオフラン(PO期間)が始まる中で選手のメンタリティが素晴らしかった。出だしから良い状態でコートに立てていた」
GAME1の受け止めを静かな口調で語った勝久マイケル・ヘッドコーチ(HC)の表情には、結果に対する満足感が浮かんでいるように見えた。

この日はスタートダッシュに成功した。ストロングポイントのウェイン・マーシャルを中心に得点を重ね、ディフェンスでも小栗瑛哉が前線からプレッシャーをかけ続けて強度の高いトーン(水準)をセットした。第1クオーター(Q)の立ち上がり3分足らずで10-2と一方的な展開に持ち込み、ゲームの主導権を握った。

「試合の入りが全てだと思っていたので『どのように成長を続けていくのか』にフォーカスしながら挑んだ」と振り返った小栗。POの舞台を特別視せず、RSと同じ心理状態で臨むことで高い集中力を発揮した。
KINGDOM パートナー
大一番でも“勝者のマインド”
連勝見据えて勝っておごらず
GAME1に勝利したものの、小栗は反省も忘れなかった。
「勝てたことは良かったが、個人としてもミスが起きているのでそこを修正したい。(点差を)離せるところで離しきれなかったゲームだったので、良いシュートを打って、良いディフェンスをする。その完成度を上げていかないといけない」

GAME1の勝利は大きいが、2連勝で突破を決めることは決して簡単でない。実際、5月1日のGAME1で大勝した西地区1位の神戸ストークスは、この日のGAME2で鹿児島レブナイズ(ワイルドカード2位)に苦杯をなめた。
信州の選手や指揮官は、RSでもGAME1に続いてGAME2でも勝つことが大切だと言及し続けてきた。“日々成長”を言葉だけの目標に終わらせず、勝ってもおごらない姿勢を貫いてきたことが勝者のマインドとなって大舞台でも生きている。

試合後の記者会見で小栗のコメントを伝え聞いた勝久HCは、「毎日伝えていることを彼らが信じて、そのような言葉が自分のいない場(取材エリア)でも出ることは本当にうれしいこと。みんながそのマインドセットを持っていれば、絶対に我々は(優勝を)成し遂げられると信じているので、そのメンタリティを続けたいと思う」と言ってほほを緩めた。

この日のホワイトリングには福井ブースターを含めて3,864人が集結。RSを上回る声量で選手たちを後押しし、”PO仕様”の雰囲気が充満する会場を作り上げた。
小栗は、ブースターへの感謝の思いを抱きつつ、さらなる盛り上がりを望んだ。
「明日は必ずタフになると思う。満員の会場の中で頑張りたい」

GAME2は5月3日14:05からホワイトリングで開催される。
B2プレーオフ準々決勝 信州ブレイブウォリアーズ vs 福井ブローウィンズ
https://www.b-warriors.net/lp/game_20260502_20260504/
Bリーグ チーム紹介ページ
https://www.bleague.jp/club_detail/?TeamID=716&tab=1
クラブ公式サイト
https://www.b-warriors.net/















